社会貢献:ワンダフルメモリー

ハウスドクターではワンダフルメモリーと称し、地域貢献活動に力を入れています。

遺品整理やゴミ屋敷の片付けなどの業務で処分される品物の中には、まだ利用価値のある品物があります。

地元広島の老人福祉施設や障害者福祉施設などの社会福祉施設と連携し、このまだ利用価値のある品物をご依頼者様からの了承を得て寄付や寄贈などで再利用させて頂いております。

故人が愛用されていた品物や大切にされていた宝物の中には、心情的な理由や相場の問題などにより換金が難しい品物が含まれていることもあります。

衣類や貴金属などは相場価値が低い場合は売りづらく、また心情的な理由から不用品として廃棄しづらいことも。

購入後まもない家具や家電製品などは、まだ使用できるものであっても、ご遺族様の住居の収納スペースや日常生活上の問題で引き取れないこともあります。

しかし、故人の思い入れのある品物であるため、心情的に安易に不用品として処分することはできません。

ティプロでは、処分が難しい品物の整理方法として、募金や寄付などのご提案もさせて頂いております。

「もったいない」という思いから始まりました

品物の再利用は関わられる全ての方に喜んで頂けると思っていました。

不要の処分費を作業代に還元することができ、利用者の方にも喜んで頂くことができます。中でも、一番喜んで頂くことができたのはご遺族様でした。

「父や母が使っていた品物をまた誰かに使ってもらうことができる。そう思うだけで心が楽になる。」と言われる方も多くいらっしゃいます。

誰かのために役に立つことができる。このことに、ご遺族様の心を和らげる効果があったのです。

地域社会のためになることをさせて頂いていると実感できます

この品物再利用の取り組みを、志高い方たちと広げていきたいと思っています。

新しい形での遺品の再出発、これもひとつのご供養ではないでしょうか。

わたしたちは様々な取り組みを通じて故人様やご遺族様に安心をご提供させて頂きますとともに、少しでも社会貢献に役立ちたいと考えております。